2022年現在、アイアンマンシリーズは『アイアンマン』『アイアンマン2』『アイアンマン3』の3部作です。
しかし、アイアンマン(トニー・スターク)は、他の作品にも登場しており、重要な役割を担っています。

アイアンマンが気になるから『アイアンマン3』まで一気見しよっと!

ちょっと待って!
アイアンマンは、『アイアンマンシリーズ』以外でも登場します。
物語が繋がっているので、登場作品を順番に見たほうが何倍も楽しめますよ!
全てのMCU作品のストーリーが繋がっているのがMCUの特徴です。
そのため、アイアンマンが登場する作品を公開順に全て観るのがおススメです。
『アイアンマン2』と『アイアンマン3』の間に『アベンジャーズ』が公開されています。
『アベンジャーズ』で起こったことが、『アイアンマン3』でのアイアンマン(トニー・スターク)の行動に大きく影響しています。
アイアンマン登場作品は下表の通り9作品あります。
公開順 | アイアンマン登場タイトル | 公開年 |
---|---|---|
1 | アイアンマン | 2008 |
2 | アイアンマン2 | 2010 |
3 | アベンジャーズ | 2012 |
4 | アイアンマン3 | 2013 |
5 | アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン | 2015 |
6 | シビルウォー/キャプテン・アメリカ | 2016 |
7 | スパイダーマン:ホーム・カミング | 2017 |
8 | アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー | 2018 |
9 | アベンジャーズ/エンドゲーム | 2019 |
アイアンマンの出演作品を1つずつ紹介します。
アイアンマン(2008)
『アイアンマン』はMCU1作目であり、全ての物語の始まりです。
トニー・スタークがアイアンマンになる原点が描かれています。
『アイアンマン』を観ただけでも、MCUがただのバトル物ではなく、登場人物の心理描写も豊富な優れたエンターテイメントコンテンツということが分かります。
名セリフ「I am Ironman」
MCUファンなら誰もが知っている名セリフ「I am ironman」
実はこのセリフは主演ロバート・ダウニー・Jr.のアドリブで生まれた言葉だったんです。
オーディションで大逆転を果たし勝ち取った役で、名セリフを生み出した彼の才能には驚愕します。
MCUシリーズを代表する名セリフとなりました。
アイアンマン2(2010)
『アイアンマン』で、自身がアイアンマンだと公表してしまったトニー・スターク。
国民からの支持とは裏腹に、アメリカ政府からはパワードスーツを政府に渡すよう指示されます。
1台パワードスーツが没収されますが、他のスーツやこれから製作するスーツは守りました。
アメリカ政府からの追求をどう逃れたのかは本編をご覧ください。
『アベンジャーズ』への布石
アイアンマンの単独作品で始まったMCUですが、『アイアンマン2』では『アベンジャーズ』に繋がる描写が散りばめられています。
シールドの長官であるフューリーも登場し、MCUが繋がりを持ち始めます。
アベンジャーズ(2012)

MCUのヒーローが集結するアベンジャーズシリーズでも、アイアンマンを中心にストーリー展開されます。
宣材ポスターでも最前ど真ん中に写っていますね!
アイアンマン以外は超人的身体能力を持つ怪物みたいな集団ですが、その中でも遜色なく活躍します。
スーツの着脱シーンが一番カッコいい
アイアンマンのスーツは、バージョンアップする度に着脱方式が進化していきます。
ラボでマシンアームによる着脱(マーク3)、スーツケースがスーツに変形(マーク5)など。
最終的に『アベンジャーズ/エンドゲーム』のマーク85では肌から染み出すという着用方法になります。
個人的な感想ですが、『アベンジャーズ』で登場するマーク6、マーク7の着脱シーンが一番カッコいいです。
マーク6の装備解除とマーク7の着用シーンの動画を載せておきます。
アイアンマン3(2013)
『アイアンマン3』は、『アベンジャーズ』のニューヨークでの戦いから1年後のストーリー。
『アイアンマン3』ではトニー・スタークの自分との戦いも描かれています。
- 過去の自分が行ったことへの清算
- 『アベンジャーズ』のような未知なる強大な敵への恐怖心
- 「私がアイアンマンだ」というアイデンティティの喪失への恐怖
敵は、アイアンマンになる前(1999年)の、今より傲慢だったトニー・スタークが、恨みを買った人物です。
トニーへの恨みを膨らませて、強大な敵になってしまいます。
更に、トニーはニューヨークでの戦いの影響で不安神経症を患ってしまいます。
不安や恐怖心から「I am Ironman.」というアイデンティティを失うのではないかという焦燥に駆られ、夜な夜なスーツを大量生産し、ペッパーとの仲も悪化。
これらを克服できるかどうかが鍵になっています。
『アイアンマン3』はラストバトルがド派手
今作のトニー・スタークは35種類のパワードスーツを製作。
ラストバトルでは、マーク8~42の全スーツが登場し、ド派手なバトルを繰り広げます。
トニーの技術力と頭脳を活かした、アイアンマン3部作最高のバトルシーンをお楽しみください。
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は、トニーが防衛用の人工知能「ウルトロン」の製作を試みたことから始まるストーリーです。
人工の肉体を操り人類を滅ぼそうとするウルトロンに、アベンジャーズが挑みます。
ハルクバスターVSハルクの激しいバトル

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、トニー・スタークのパワードスーツの中でも最も巨大なマーク44「ハルクバスター」が登場します。
ハルクバスターは、ハルクの暴走に備えてトニー・スタークとブルース・バナーが共同制作した、対ハルク用のパワードスーツです。
マーク43に各パーツを装着する仕組になっており、ハルク並みのサイズになっています。
ハルクバスターVSハルクのド迫力のアクションシーンは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の見どころの1つです。
シビルウォー/キャプテン・アメリカ(2016)

『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』はキャプテン・アメリカ3部作の3作目ですが、これまでの個別タイトルと違い、アベンジャーズのヒーロー達が勢揃いします。※ハルクとソーを除く
シビルウォー(Civil War)は内戦を意味しており、そのタイトルの通りアベンジャーズが真っ二つに分裂してしまいます。
分裂の原因は、アベンジャーズの持つ力を脅威と捉えた政府が提案した、アベンジャーズを国連の監視下に置くというソコヴィア協定。
ソコヴィア協定を受け入れる決断をしたアイアンマン(トニー・スターク)一同とキャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)率いる反対派のバトルが繰り広げられます。
『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』はトニー・スタークが可哀想なストーリー
ここまでのアイアンマン登場作品を全て観た上で『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』を観ると、トニー・スタークがとても可哀想で不憫に思える映画です。
公開当初、トニー派とスティーブ派で論争が起きました。
トニー派の私は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を観るまで、スティーブが嫌いになりました。
スパイダーマン:ホームカミング(2017)
これまで『スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』の2シリーズが公開されていましたが、『スパイダーマン:ホームカミング』は、新しく展開されたスパイダーマンシリーズです。
今作からは、マーベルスタジオが今までスパイダーマンの映画を製作してきたソニー・ピクチャーズエンターテイメントとパートナーシップを締結。スパイダーマンもMCUに仲間入りしました。
『スパイダーマン:ホームカミング』でのトニー・スタークは、ピーター・パーカー(スパイダーマン)の師匠のような役割として登場します。
『アイアンマン』『アイアンマン2』の頃のトニーと比べ、傲慢さが薄れており、成長が感じられます。
トニー・スターク製のハイテクスーツを纏ったスパイダーマン
MCUのスパイダーマンはこれまでと違う、トニー製のハイテクスーツが登場します。ウェブシューターもトニー製で、576通りの機能を持ったハイテクマシンです。
アイアンマンのようにAIも搭載されており、スパイダーマンの戦闘をサポート。
ピーターの未熟さ故、トニーに没収されてしまいますが、MCUっぽさ全開のコスチュームは観る者をワクワクさせてくれます。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、最強の敵サノスと戦うストーリーです。
サノスの野望は、全宇宙の人口を半分にすること。
今作では宇宙に飛び出し、惑星タイタンでも戦闘を繰り広げます。
アイアンマンのが性能大幅アップ!ナノテクノロジー導入
トニーが『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で着用するマーク50はナノテクを導入し、今までのスーツから飛躍的に性能アップしました。
アークリアクターに格納されているナノマシンがスーツを形成しており、トニーの意のままに武器や防具を具現化。自動修復機能も備えています。
アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、フェイズ3までのMCUの集大成で、大きな区切りとなります。
集大成に相応しい、MCUの最高傑作です。
トニー・スタークとアイアンマンのストーリーも、残念ながら終わりを迎えます。
私は興奮と感涙の末に、強い喪失感を味わってしまいました。
アイアンマンファン必見の映画
アベンジャーズの主役といえば、キャプテン・アメリカとアイアンマン。
この2人は、他のキャラクター以上に見せ場をたっぷり作ってあります。
特にラストシーンでは、かなり大きな転機が描かれており、アイアンマンファン必見の映画です。
名セリフ「I am Ironman.」もお聞き逃しなく!

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